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2022年5月31日火曜日

アルシオン・プレヤデス特別版22:ゴールドラッシュ、先住民の大虐殺、フォートノックス、タングステン

 金(きん)について話すことは、富や財産に言及することであるが、また、陰鬱な歴史や恨み、野心、死にどっぶりとつかることでもある。「ゴールドラッシュ」は、1848年1月に、まだメキシコの領土であったカリフォルニアのサクラメントで開始した。その年に、メキシコとアメリカは、両国の戦争を終結させる条約に署名し、アメリカは当時までメキシコの領土であったニューメキシコ、テキサス、カリフォルニア、アリゾナ、ユタ、ネバダといった州を獲得した。

わずか7年の間に、30万人以上がカリフォルニアにやって来た。アメリカの先住民に対する暴力と憎悪は、大量虐殺に至った。先住民の人口は、わずか25年で15万から3万人に減った。彼らは飢えと病気、攻撃に苦しんだ。

世界的な交易の発展とともに、先進工業諸国は、取引を標準化し、『世界市場』を生み出す方法を模索していた。その答えとして、金本位制が採択された。議会は、金と貨幣の価値を安定させる一つの形として、1913年に連邦準備を創設したが、1971年に金本位制を放棄した。明らかに、各国が保有していた様々な金の準備は、時の経過と共に消滅した。もしかして、イルミナティやビルダーバーグ、また世界を治める20の主要な家系によって押収されたのだろうか? フォートノックスは、アメリカの金の準備を保管しているが、現在では、金が存在するのか、もしくは実際には金メッキされたタングステンなのか、誰も正確には知らない。