全てのキリスト教徒にとって大変敬われるこの聖週間の時期において、ナザレのイエス、偉大なるマスター・イエスの教えの始まりとその生涯、これまで存在してきた人類への、そして現在まで西洋全体におけるキリスト教の価値観の基盤であるメッセージを振り返ってみたい。
すでにその誕生や幼児期、エッセネ派との青年期における教育から、その革命的な教えを世界中に届ける作業を続ける使徒や多数の弟子達を伴って、偉大な使命を果たせるよう指導されてきた。その教えは既存の秩序を批判し、貧しい人々や抑圧された人々を勇気づけたが、その行為は、愛と赦し、世俗的な富への執着を捨てる、隣人への手助けを表現しており、社会から疎外された人々、また子供や女性が特に配慮の対象とされた。
弟子達の中にはクレオパのマリアやマグダラのマリア、マリア、ベタニアのマリア、
ピラトの妻クラウディア・プルクラがおり、十字架の道における最も困難な時、彼に寄り添った。またキレネ人やアリマタヤのヨセフ、ニコデモらも当時重要な役割を果たし、イエス・キリストの復活や聖骸布、聖杯と共に、全てが謎に包まれた。偉大なるマスターは世界を根本的に変え、この文明や現代社会、そして危機的な状況下で、私達が取り戻すべき時に遺産として、基本となるキリスト教を残した。